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なぜお墓って石なの

お墓といえば、石で出来ているものと決まっていますが、いつ頃から石造りのお墓ができたのでしょうか。

平安時代(794年-1185年)に、仏教などの宗教や思想と共に、石の加工技術石工職人を伴い大陸から日本に伝来したといわれています。石の加工技術は、お墓だけでなくお城の石垣やお寺、橋梁などに広く活用されていきました。

初期の墓石は、仏教に帰依した支配階級などの権力者において五輪塔や多宝塔などが建立されました。お墓に石が広く使われ始めたのは鎌倉時代からで、位牌型や現代に近い角柱型の墓石が作られるようになります。

江戸時代になると檀家制度が制定され、定着した仏事と共に庶民も墓石を建てるようになります。

墓石が石でないといけない理由

墓石の設置作業の様子

墓石の設置作業の様子

永代にわたりご先祖様を供養するためには雨風に耐える必要があり、石は最も耐久性がある材質であります。木材であれば数年で朽ちてしまいます。

朽ちることを良しと考える方もいらっしゃいますが、現実問題として数年に一度はお墓を建て直す必要があり、後世のご子息様に負担がかかります。

一族の強固な絆を象徴するお墓で、厳かな印象を与え、しかも天然素材で考えれば石のお墓になることが必然と考えます。

現代の科学技術において、石よりも耐久性がある材質が発明されるかもしれませんが、石に代わるお墓の素材は現れないと思います。


カテゴリー:墓石について   最終更新日:2013年5月8日

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