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吉田松陰先生のお墓 明治維新の指導者<著名・有名人のお墓>

今年(2015年)のNHK大河ドラマ「花燃ゆ」(毎週日曜、夜8:00~)は、幕末から明治維新の激動の時代を生き抜いた杉文さん(後に楫取美和子)が主人公です。井上真央が演じる杉文さんの実兄、吉田松陰さんのお墓が東京都世田谷区にある松陰神社にあります。
花燃ゆのストーリーが進むにつれ、お墓参りに訪れる方が多くなっています。

松陰神社

松陰神社

【吉田松陰さんのお墓】
場所:松陰神社
時間:神社開門午前7時 ~ 閉門午後5時(通年)
住所:東京都世田谷区若林4丁目35-1
アクセス:東急世田谷線「松陰神社前駅」から徒歩5分

Yoshida Shoin2

吉田松陰(1830 – 1859年)
長州藩士で思想家、教育者、兵学者と知られる。幕末の尊皇攘夷を契機とした明治維新の精神的指導者です。
長州藩(現、山口県)萩城下松本村に杉家の次男として生まれ、吉田家の養子となります。叔父の玉木文之進が創設した松下村塾で指導を受け、後に兵学師範となる。


江戸に遊学に出て佐久間象山に師事し、海外の政治や軍事、森羅万象を貪欲に吸収します。1854年に下田に来たペリーの黒船に乗り込みますが、渡米を拒否されます。萩にて投獄後、出獄を許されるも自宅に幽閉された。その際に叔父の松下村塾を引継ぎ開塾します。塾で学んだのは久坂玄瑞、高杉晋作、伊藤博文(初代総理大臣)、山縣有朋(第3代総理大臣)などなどそうそうたる維新の偉人たち。
日米修好通商条約が締結に激怒し倒幕の暗殺を計画、1859年に発生した安政の大獄に連座し斬首刑となった。享年30

吉田松陰を讃える松陰神社

安政の大獄で斬首された吉田松陰先生は、東京都荒川区にある回向院に埋葬されます。その後1863年、現在のお墓の場所である長州藩毛利家の所領に改葬され、明治15年(1882年)になって門下生により松陰神社(東京都世田谷区)が建てられました。

東急世田谷線「松陰神社前駅」

東急世田谷線「松陰神社前駅」

松陰神社の参道大鳥居

松陰神社の参道大鳥居




吉田松陰の像

吉田松陰の像

松陰神社の社殿

松陰神社の社殿




NHK大河ドラマ「花燃ゆ」で吉田松陰を演じる、俳優伊勢谷友介さんも松陰神社と同じ世田谷区のご出身です。何か大きな巡り会わせを感じ、ドラマを一層楽しみにしてくれます。

世田谷区にある松陰神社の行き方は、東急世田谷線の「松陰神社前駅」で降車します。駅前の商店街を5分ほど歩くと松陰神社の大鳥居が見えてきます。
社殿に伸びる参道を進むと、右手に吉田松陰先生が正座しているブロンズ像(平成25年4月完成)があります。手元には本があり、今にも問いかけられるような迫力のある松陰先生像です。
正面には松陰神社の威厳のある社殿があり、それを囲むように松下村塾の門下生や維新の志士たちが贈った石灯籠が立っています。

吉田松陰のお墓と再現された松下村塾

松陰神社社殿の左手、石灯籠沿い進むと墓所があります。墓所の入口に立っている鳥居は、維新の三傑である木戸孝允が贈ったものです。鳥居から真っ直ぐ正面に立つのが吉田松陰先生のお墓で、四角推(しかくすい)の奥都城の墓石です。墓石には吉田松陰先生の幼名「寅次郎」と刻印されています。

松陰神社墓所にある木戸孝允が寄進した鳥居 

墓所にある木戸孝允が寄進した鳥居 

吉田松陰のお墓(吉田寅次郎と刻銘)

吉田松陰のお墓(吉田寅次郎と刻銘)




松陰神社の社殿右側には、萩の松下村塾を再現した建物が建っています。塾で学んだ維新の志士たちの説明があり、土日祝には雨戸を開けて室内を拝見することができます。

復元した松下村塾の表札

復元した松下村塾の表札

復元した松下村塾

復元した松下村塾



改葬された松陰先生のお墓

吉田松陰さんに由緒のある神社は、この世田谷区にある松陰神社だけでなく、故郷の山口県萩市にも松陰神社があります。
その他、ペリーの黒船乗船の静岡県下田市や斬首された日本橋小伝馬町など、松陰先生にまつわる全国の場所に碑が立っています。

斬首された後、最初に埋葬されたのは東京都荒川区にある小塚原回向院です。その後に、長州藩毛利家の江戸にある所領内に改葬されます。倒幕を目指す吉田松陰先生は、長州藩にとって、扱いにくい存在だったかもしれません。ただ死後は長州藩の藩邸に改葬するなど、門下生はもちろんのこと、長州藩を挙げて手厚くお祀りします。

吉田松陰先生のような偉人の方だけでなく、現代において一般の方でも改葬が行われています。改葬する理由は、ご自宅とお墓が建つ墓所との距離の問題や、希望する祭祀の問題です。
頻繁なお墓まりと手厚いご供養を希望され、遠い故郷から交通の便の良い霊園にお墓を移す、改葬を行われる方が多くなっています。故郷にお墓をお持ちで、同じような悩みをお持ちの方は改葬をご検討してみては如何でしょうか。
お薦めする交通の便の良い霊園がありますので、ぜひ霊園見学してみては如何でしょうか。


カテゴリー:お墓と墓石の最新情報   最終更新日:2015年3月17日

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