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人気の散骨葬にトラブルや落とし穴

お墓をご検討される世代で注目されているのが散骨です。
「お墓を持ちたくない。」「お墓を守る負担をご子息に引継ぎたくない。」「散骨は安価なのでは。」など様々な理由があります。
ただ、人気の散骨で遺されたご家族に思わぬトラブルも発生しているそうです

人気の散骨 
「お参りしたいが祈りの対象ない」と遺族痛恨の声

http://www.news-postseven.com/archives/20130504_185820.html

遺骨をお墓に納めずに、海や山などに撒く葬法である「散骨」が人気だ。
横浜市が今年3月に取りまとめた「墓地に関する市民アンケート調査」では、22.6%の人が散骨をしたい(されたい)と答えている。

~ 中略 ~

たとえば、散骨後に故人の兄弟や親戚から、『故人の遺志はどうあれ、お墓は絶対に必要だった』と非難を受けるケースはよくあるようです。
また、『いざお参りしたくても、祈りの対象がない』と遺族が痛恨の声を漏らすこともあります

引用:News ポストセブン 2013年5月4日

海に強い思い入れのあった方が、海への散骨を望むことがよくあります。
全てを海に散骨するのではなく、ご遺骨の一部を残しておいてお墓に分骨するなどトラブル回避の方法もあります。

お墓がないことのデメリットも考える必要があるようです。
祈りの対象、弔問のご対応などお墓にはいろいろな役割があります。

お墓がなくて家族大忙し!?

生前の親交から多くの友人、知人がお墓参りを希望され、お墓がないためにご家族が対応に苦慮されたというトラブルもあるようです。

現実的な話として、ご葬儀のご案内が出来なかった方々から「お線香を上げさせてほしい」との弔問のご要望があった場合、お墓がないと対応が大変です。

無碍に断れば角が立ちますので、仏壇のあるご自宅にお招きする事になるのではないでしょうか。ご自宅にいらっしゃったらお茶を出すなど対応が必要となります。
この弔問の対応が、意外とご家族にとって負担と聞きます。

一方、お墓参りなら簡素な対応でも失礼にはあたりません。
同窓会の代表者や会社の旧友会などに霊園やお墓の場所を知らせておけば、お墓参りに同行する必要もなく、弔いのお気持ちを尊重できます。

お墓の御名刺入れ

お墓参りを知らせる
名刺入れ

お墓参りに訪れたことをご家族に知らせる「名刺入れ」が、設置されているのをよく見かけます。
ご家族のご負担を考え、お墓参りに心遣いを感じられ暖かい気持ちになります。

御名刺があれば、お礼状などを送ることもでき、故人の旧友とご家族との絆が深まります。


このようにお墓には様々な役目と利便性があります。

散骨を考えられるときには、その後のご家族のご負担やお墓の大切さも考慮に入れ、ご家族、ご親族としっかりご相談されることが大切です。


カテゴリー:お墓と墓石の最新情報   最終更新日:2013年6月19日

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