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お墓はいつ建てたらいいの?

お墓をいつ建てたらよいという特別な決まりは全くありません。
ご自身やご家族のことを考えて生前にお墓を建てる方がいらっしゃる一方で、全てご子息さまに任せて、ご自身では建墓されない方もいらっしゃるかもしれません。

お墓と法律

お墓に対する考え方は人それぞれで、どんなお墓をいつ建てるのかは全く自由で、強制されるものではありません。
とは言え、ご遺骨は大切に扱うことが法律的にも人道的にも求められています。法的には墓埋法(墓地、埋葬等に関する法律)により、ご遺骨は墓地に埋蔵しなくてはならないと規定されています。
例えば、ご自宅の庭に勝手に埋めたりするなど、ご遺骨を粗末に扱ったり投棄することを禁止しています。お亡くなりになられた方に申し訳ないだろうし、ご近所の方にはとっては大変不安に感じるものです。
お墓と法律について詳しくはこちらをご覧ください。

お墓を先送りしない

最近の経済状況を見聞きすると、世代間の格差が広がっているようです。現役の子育て世代より、定年退職を迎えた親世代が経済的に豊かであると聞きます。
そんな経済問題の中で、政治の場でよく耳にする言葉があります。税制や社会福祉の議論の中でよく使われる「問題を子や孫に先送りはしない。」という言葉です。

まさにこの言葉は、お墓についても言えると思います。お墓をいつ建てるかと悩み、先送りするよりも、ご自身のご決断で解決できる問題のように思えます。

お墓を先送りにしない。その意識の現われなのでしょうか、最近の傾向として、お墓を建てる方の約7割が寿陵(生前建墓)といわれています。

お墓参りをするご家族 ~お墓は次の世代に引継ぐ絆~

お墓参りをするご家族

古来中国では、生前にお墓を建てることは縁起がよいとされ、秦の始皇帝をはじめ、中国の歴代の皇帝が寿陵を行っています。
最近では、縁起のためだけではなく、自分のお墓は自分で決めたい、将来子供に負担をかけたくないなどの理由で建墓される方が多いようです。


生前墓については日本霊園サービスにご相談ください。

お墓と絆

一昔前は、お墓の話は縁起が悪いとか、喧嘩の種になりかねなかったように思います。多くの人々が流入する都市部では、お墓のないご家族が多く存在している一方で、家長制度の縛りが残る地方においては、お墓の維持管理に悩んでいる方も多くいらっしゃいます。お墓は目の前にある悩みであるにもかかわらず、タブー視される話題であります。

ただ、最近の親子関係において、友達のようなご家族も目にすることも多くなりました。趣味を共にしたり、何でも話し合える親子も決して珍しくはなく、大きな変化を感じます。そして大きな災害によって、家族の絆を再確認できたことも変化の契機となったことでしょう。

時代の変化と共に、お墓に対する考え方も変化してきており、昔に比べハードルが低くなってきたようにも感じます。親と子の共同作業として、真剣に話し合いながら理想のお墓を建てるご家族も多くなってきています。

せっかく建てるのですから、家族みんなが幸せになるお墓が理想です。
友達関係とは言わないまでも、胸襟を開いて話し合える親子関係が大切であり、お互いが考えている理想のお墓を書き出すところから始めては如何でしょうか。


カテゴリー:お墓とは   最終更新日:2014年2月24日

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