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神道とお墓(奥都城、奥津城)

合気道創始者・植芝盛平が建立した植芝家のお墓

合気道創始者・植芝盛平が建立した
植芝家のお墓(奥都城)
出典: 飯塚弘明氏撮影 flickr.comより

神道信仰者のお墓は、仏教の墓石とは形態が少し違います。
墓石の竿石の最上部が兜巾(きとん)と呼ばれる四角錐(しかくすい)になっていて、その形態を奥都城(読み:おくづき 奥津城とも書く)と呼ばれます。

この竿石の形状は神道の三種の神器「天叢雲剣(あまのむらくものつるぎ)」を表したものであると言われております。天叢雲剣は草薙の剣(くさなぎのつるぎ)とも言われ、尾張の国、今の名古屋にある熱田神宮の御神体です。
また神道では仏教と違い焼香を行わないのでお線香を上げる香炉がありません

神社では行わない神道のお葬式

神道においては葬儀は穢れ(けがれ)であり、神社での葬儀は行いませんのでご自宅や斎場での葬儀となります。ただ、神道でいう「穢れ」とは「不潔・不浄」を意味するものではなく、肉親の死による悲しみ、それによって、ハツラツとした生命力が減退している状態、それこそが「気枯れ」=「けがれ」である。
神社は神様のお住まいであるので親族の死で泣き悲しむ姿では入れないということではないでしょうか。


カテゴリー:お墓とは   最終更新日:2013年5月13日

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